tanpatu's diary

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【画像なし】映画、スタートレック、2009 版

◆知らなかったw

見てない人は、とにかく見て欲しい
特にSFファンは…って、とっくに見てそうだなw
 
昨日、某動画サイトで、なんだろうこれ、と思いつつ見てたら、これだった
この映画の存在自体を、「まったく知らない白紙の状態」で見れたのは
僥倖だったと言えよう。
事前に、下手に興味持ってると、ネタバレに遭遇してがっかりになりがちなので
 
どこかで見かけたという覚えも無いが、何やってたのかなオレw
 
ともあれ、数年に1度クラスのかなりのできばえだった
SFとして楽しめたし、昔のを知ってるファンにすると、「つっこみどころ」も
あるものの、「ニヤニヤどころ」満載である
まあ、細かい点はこの際いいや、と思えるw
 
wiki によると、ファンだったのは脚本家だけということだが、
ED の演出が、分かってるなー、という感じで嬉しい不意打ちや
 
役者もよかった
メジャーというか、自分が知ってたのは、 マッコイ役の人くらいだが、
カークもスポックも、はまってる
 
マッコイ役の人は、カール・アーバン、ロードオブザリング2,3で
騎士のエオメル役だった人。ボーン・スプレマシーでは殺し屋役だ
この人は、なんか、どんどんよくなってきたね
今回、マッコイ役では、しかめ面がオリジナルを想い出せて、楽しめたw
 
映画的には、( 好きな人ごめんね(´・ω・`) )
実のところ、ここ数年のシリーズは、自分にはもう受け付けれなくて
ポカ〜ン状態だったわけだが、それがすっきり解消された
そもそも、ボイジャーとかクジラの時点でトホホだったw
 
ネクストジェネレーション てのは、ろくに見てないからノーコメント、
興味も持てなかった
 
制服のデザインも、本作では昔懐かしいデザインで、勇気あるコンセプト
と言えよう
懐古趣味と叩かれそうなものだが、しかしそれでよかったわけだ
 
終わって、直ぐにもう一度見たい、と思ったのは、久々だ
実際、続けてもう一度見たのであったw
どうせ消えるだろうし、次は DVD購入だな、というところだ
 
なお、ネタバレはしたくないので、ストーリーには触れません
白紙で見た方がお得ですw
 

◆「タロス星の幻怪人」

 
その後、秘蔵動画の「タロス星の幻怪人」を見てみた

これがなんと、クリストファー・パイク船長大活躍の巻だった
何となく思い出したつもりだったが、どこかで、かすっていたのかも知れない
(そもそも、手元には他に所蔵していないわけだがw)
 
さて、2009版が、「リイマジネーション作品」と銘打たれたのは、
この辺も関係すると思う
 
というのは、このタロス星は、TVシリーズでの最高傑作と名高く、
1967年度ヒューゴー賞受賞作品(66年説も)で、ファンなら
知らないはずがないのだ
ヒューゴー賞は、アメリカSF界で大変権威が有る賞)
 
クリストファー・パイク船長は、エンタープライズの「前任の船長」で、
これは、シリーズの基本設定なのである。
 
2009版でも、登場するが、しかし、平行宇宙というか、
異なる量子現実に存在するもう一人の彼ら、というわけだw
 
ドラマは、ネタバレを避けて書くと、スポックが反逆罪で軍法会議にかけられる、
という、法廷ものだ。あのスポックが何故!という驚き、そして、証言とやりとり
が進むが、SF的なすごい仕掛けがこらされていて、オチもすごい。
そして、泣けるSFなのだ
前後編で100分近く、映画本編なみのボリュームだ
 
また、派生ネタだが、このドラマの要素が、サウスパークでパロディで出てくる
これだ>サウスパーク s08e10 Pre school
こっちは、かなり鬼畜なので、耐性が無い方にはお薦めできません^^;
 
なお、タロス星もs08e10も、某動画サイトに有ったのだが、
遠い昔に、削除されている
 
それにしても、このうp主氏は詳しいなw
>2007年12月10日 12:45:33 に投稿
スタートレック TOS 第11話 『タロス星の幻怪人(前編)』

>スポック反逆! ネタが無くてパイロット第1版を丸々組み込んだエピソード。
>それでも屈指のエピソードになった。パイロット版ではスポックの設定は
>まだ煮詰まっておらず、彼が微笑むシーンがある。
 
そもそも、パイロット版での船長がクリストファー・パイク、という設定で、
その話を焼き直した際、前任、という形で残した模様である
 
 
そんな感じで、久しぶりに、SF映画で興奮した今日この頃である

  • 追記、8:23

   緑色の女性は、タロス星の話にも出てきた。
   オリオン星の女性は奔放なのだ。
   あるいは、シリーズで定番の設定なのかも知れない